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平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、当社では、CSR活動の一環として、NPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブ(所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉332-4 理事長 尾沼好博)と共同で、「軽井沢こども未来基金」を創設いたしました。
軽井沢こども未来基金は、「全ての子どもたちにスポーツ・文化芸術の体験機会を」をコンセプトに、軽井沢の困難な状況にある全ての子どもたちに、スポーツ・文化芸術の体験機会を提供することを通じて、子どもたちの心と身体を健やかに育み、「生きる力」を育成することを目的としております。
現在日本には、経済的な理由や家庭の理由などで学習や体験の機会を奪われている子どもたちがいます。世界で比較すると、日本の子ども(17歳以下)の相対的貧困率は、15.7%(2018年)つまり7人に1人が相対的な貧困層だということです。
さまざまな理由により児童養護施設に入所する、「親を頼れない子どもたち」は、2019年時点で約2万5千人にのぼり、全国605カ所の児童養護施設で生活しています。
私どもが暮らす軽井沢でも、いくつかの児童養護施設が存在し、華やかな高級リゾート地という側面で、支援の手が行き届かず、教育の機会や進学の道が閉ざされている子どもたちが、多く暮らしている実情がございます。
そんな子どもたちに、生まれた環境によって将来が左右されることのない社会をつくりたい、との願いから、軽井沢こども未来基金を創設することとなりました。
タイムスケジュールと予算規模
「軽井沢こども未来基金」では、次のタイムスケジュールを予定しております。
第一ステージ(2022年1月~2023年6月)
・各児童施設に暮らす子どもたち約60名への、各種アクティビティの無償提供化
・送迎車両の導入による無料送迎の開始
・健常者だけではなく、ハンディキャップを抱える子どもたちとのスポーツイベントの開催
・活動実績を作りながら、軽井沢町の「ふるさと納税」の寄付として指定を受けることで持続可能な運営を目指す
第二ステージ(2023年7月~)
・軽井沢町内の困難な状況にある子どもたち全体へ対象を拡大(経済的困窮世帯など)
・支援者からの寄付および「ふるさと納税」からの寄付で運営
活動予算規模
・創設から5年間で約10億円
当社では、今後も次世代を担う子どもの教育・医療・貧困対策の分野を中心に、財政支援活動、イベント企画やスタッフ交流、ファンドレイジング計画実施など通じて社会課題の解決に繋がる活動を推進してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
OBI HOLDINGS 広報室 (担当:鮫島)
電話: | +65-6715-1501 |
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Eメール: | support@obi.sg |
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