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平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、当社では、CSR活動の一環として、2024年7月20日と21日の2日間「軽井沢スポーツ祭」を開催いたしました。
2022年にNPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブと共同で設立した「軽井沢こども未来基金」の活動として、当社ではスポンサーと運営にもかかわりました。
今回のイベントは、軽井沢こども未来基金の理念「全ての子どもたちにスポーツ・文化芸術の体験機会を」を実現するために企画され、様々な事情を抱える家庭環境に関係なく、全ての子どもたちがスポーツや文化に触れる機会を増やし、経験の格差をなくすことを目指しました。
イベントには、スポーツを教えるゲスト講師として、元プロ野球選手でメジャーリーグでも活躍した松坂大輔さんや、サッカー元なでしこジャパンの澤穂希さんなど、総勢20名以上のゲスト講師に参加いただき、軽井沢町の小中学生約300人と交流しました。
1日目は、ゲストが2つのグループに分かれて、町内の児童養護施設を訪問し、子どもたちとスポーツを通じて交流しました。子どもたちは初めて見るアスリートたちに戸惑い、少し照れている様子が見られましたが、ゲスト講師たちの声掛けによって次第に打ち解け、夢中で汗を流して楽しんでいました。中には、野球のグローブが破れてしまうほどのパワーを持った子どももいて、参加した髙橋尚成さんや糸井嘉男さんも驚いた表情を見せていました。
スポーツが苦手な子ども達とは、ゲスト講師が即興でボールを使った的あてゲームなどを考案し、みんなで楽しむことができました。
2日目は、野球、サッカー、レスリング、ゴルフ、カーリングのスポーツ教室に加え、将棋、写真、アートなどの文化・芸術教室を開催しました。
会場になった風越公園は、1998年(平成10年)の長野五輪ではカーリング会場としても使用された、総合公園で、広いグラウンドを贅沢に使わせていただきました。
オープニングセレモニーでは、野球教室のゲスト講師である今成亮太さんが準備体操を行い、今成さんの「1、2、3、4」の掛け声に合わせて、子どもたちも自然と「5、6、7、8」と元気な声が会場に響き渡りました。
各教室にわかれた子どもたちは、普段指導を受けることのできない憧れの現役選手・元トップアスリートのゲスト講師陣からの直接指導を受け、有意義な時間を過ごしました。
野球教室では、松坂大輔さんがキャッチボールを見守り、「相手のことを考えて投げよう」とアドバイス。ボール捌きで失敗し悔し涙を流す子どもには、今成亮太さんが優しく寄り添い声をかけて励ましていました。
サッカー教室では、初心者と経験者に分かれて活動を行い、ミニゲームではうまくプレー出来た子どもがゲスト講師とハイタッチする場面もあり、終始盛り上がっていました。
子供たちからの質問コーナーでは、「どうやって練習すれば足が早くなりますか?」という質問に、坪井慶介さんが「肘を後ろに引いて走るといいよ」と実演し、子どもたちからは「おお〜」という歓声と共に、「これが日本代表の走りなんだ!」と驚きの声があがりました。
ゴルフ教室では、スナッグゴルフにて宮里優作プロや中西直人プロらが力強いドライバーショットを披露し、その瞬間を収めようと写真教室の子どもたちがカメラを構えて狙っていました。今回こちらの記事に掲載している写真のなかには、一部子どもたちが撮影した写真もございます。
レスリング教室では、初めて五輪金メダリストの登坂絵梨さんと土性沙羅さんに会う子どもたちが期待と緊張の中、お二人が優しく丁寧に技術を教えました。子どもたちはその1つ1つの動きを真剣に見入っており、自分たちも同じようにできるか挑戦する姿がみられました。一人ずつタックルを行う練習では、激しい当たりに登坂さんは「ナイスタックル!すばらしい。」と声を掛けてくれました。
軽井沢ならではのカーリング教室では、現役選手の山口剛史さんをはじめ、SC軽井沢クラブの皆さんが参加し、ほとんどの子どもが初体験となるカーリングに挑戦しました。まずは氷に慣れることから始め、身体で滑ったり転ぶ練習を行い、最後にはミニゲームを楽しみました。
文化・芸術教室では、渡辺明さんと戸辺誠さんをゲスト講師に迎え、将棋教室を開催しました。小中学生を相手に多面指しを行い、プロも驚く一手に「まいったな」と考え込む場面もありました。
アート教室では、森田千尋先生がアート・ライブペインティング教室を実施。
真っ白な3m×3mのキャンパスに参加した子どもたちが「人間の体」をテーマに絵具を使い模様を描きました。指先や手のひら、足の裏など体全体を使って色づけし、終わるころには顔や服あらゆる場所に絵具がついており、とても楽しんだ様子を伺うことができました。
最後に全てのゲスト講師全員が筆入れをして、アートが完成しました!こちらのアートはシンガポールのオフィスの壁に大きく掲示させていただいております。
各教室終了後は、全員参加の交流運動会が行われ、4つのチームに分かれての玉入れ大会を行いました。この時、ゲスト講師は大きな手型の付いた"じゃまじゃま棒"を持ち、玉入れを妨害、その妨害をくぐり抜け、子どもたちは一生懸命カゴにボールを投げ続け、保護者たちからの応援も大変盛り上がりました。
最後には、全員で記念写真を撮り、子どもたちとのハイタッチをしてゲスト講師たちは退場しました。
参加した子どもたちは「夢のような時間だった」「もっと練習して上手くなりたい」「試合でちゃんとできるようになりたい」といった感想を述べ、ゲスト講師たちからも「子どもたちより自分たちの方が楽しませてもらった!」「子どもたちの笑顔に触れられて嬉しい」との声がありました。
天候に恵まれた2日間は、子どもたちにとってかけがえのない時間になり、最高の夏休みの思い出になったのではないでしょうか。この経験が未来への夢や希望など何かのきっかけになればと私たちも願っています。
この度は、多くの団体の皆様のご協力により、子どもたちのために、大変有意義なイベントを実施することができ、嬉しく思います。当社では、今後も子どもたちの「生きる力」を育成することを目的に、軽井沢の全ての子どもたちの笑顔のためにも活動を積極的に推進してまいります。
イベント
■ 軽井沢スポーツ祭
子どもたちに社会参加の機会とスポーツ体験の場を提供するため、また、地元のスポーツ文化の発展に貢献するため、今回のイベントは企画されました。
パリ五輪前のスポーツ熱が高まるタイミングを狙い、昨年100周年を迎えた軽井沢での開催となりました。
開催期間: | 2024年7月20日(土)7月21日(日) |
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開催場所: | 軽井沢風越公園 |
主催: | SC軽井沢クラブ 軽井沢こども未来基金 |
後援: | 軽井沢町・軽井沢町教育委員会・軽井沢スポーツ協会・一般社団法人軽井沢観光協会・一般財団法人長野県児童福祉施設連盟・一般社団法人軽井沢青年会議所 |
特別協賛: | OBI HOLDINGS PTE LTD |
URL: | https://kcff.jp/event/2024/ |
主催
■ NPO法人SC軽井沢クラブ 軽井沢こども未来基金
SC軽井沢クラブが運営する軽井沢こども未来基金は、軽井沢の全ての子どもたちにスポーツや文化芸術の体験する機会を提供し、子どもたちの心と身体を健やかに育み、「生きる力」を育成することが活動のコンセプトです。
スポーツや文化活動の体験機会を提供することで、子どもたちの経験格差をなくし多くの選択肢を提供する活動を行っています。
団体名称: | 特定非営利活動法人 スポーツコミュニティー軽井沢クラブ |
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理事長: | 尾沼好博 |
所在地: | 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉332-4 |
設立: | 2004年7月 NPO法人認証 |
事業内容: | スポーツ教室・レッスン等の企画運営、スポーツプログラムの企画制作コンサルティング、スポーツイベントの運営、スポーツツーリズム |
URL: | https://kcff.jp/ |
本件に関するお問い合わせ先
OBI HOLDINGS 広報室 (担当:鮫島)
電話: | +65-6715-1501 |
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Eメール: | support@obi.sg |
URL: | https://obi.sg |