軽井沢スポーツ祭2025 開催レポート ～トップアスリートとふれあう、特別な１日～

平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

このたび、2022年にNPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブと共同で設立した「軽井沢こども未来基金」の活動の一環として、2025年5月18日（日）に長野県北佐久郡軽井沢町の風越公園にて「軽井沢スポーツ祭2025」を開催いたしました。

本イベントは昨年に続き2回目の開催となり、すべての子どもたちにスポーツと文化の体験機会を提供することを目的として、「軽井沢こども未来基金」が主催しました。今年は、当社が2019年より支援している公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を通し、難病を持つ子どもたちとそのご家族 の皆様もご招待しての開催となりました。

当日は、町内外から約300名の小学生が参加。元プロ野球選手の松坂大輔さん、パリ五輪女子レスリング76kg級金メダリスト・鏡優翔選手をはじめとする総勢18名の豪華アスリート講師陣が登場し、子どもたちにスポーツの魅力を伝えました。

野球教室では、キャッチボールや打撃練習を体験し、「どうすれば速い球が投げられるんですか？」という素直な質問も飛び出しました。

初めて野球に触れる女の子は、「思ったより打ててうれしかった！」「またやってみたい」と笑顔を見せていました。

サッカー教室ではミニゲームを通じてドリブルやパス、チームプレーの大切さを学びました。華麗なテクニックを間近で見た子どもたちは目を輝かせ、講師の皆さんのユーモアあふれる指導に会場は終始和やかなムードでした。

今年から新たに加わったバレーボール教室では、基本的なパスやアタックの練習に加え、ゲーム形式の練習も行われました。参加した子どもからは「味方とのコミュニケーションを大切にすると、チーム全体が元気になると学べました」と話し、スポーツを通じたチームワークの重要性を実感していました。

レスリング教室では、基本的な受け身や動き方を子どもたちに丁寧に教え、マットの上では真剣ながらも笑顔があふれていました。レスリングを初めて体験する子どもたちも多く、オリンピックでの経験談に耳を傾けながら、自信をもって技に挑戦していました。

カーリング教室ではストーンの投げ方やスウィーピング（氷をこする動き）の基本を学び、氷上でのスポーツに挑戦。最初は氷の上を歩くだけでも苦戦する子が多くいましたが、次第にコツをつかみ「思ったところにストーンが止まると気持ちいい！」と楽しそうな声が響いていました。

各競技を通じて、子どもたちはそれぞれのスポーツの楽しさや大切さを体感し、スポーツを通じて仲間との絆を深めていきました。

イベントでは、子どもたちが記者となり、自らの体験やアスリートとのふれあいを記事にまとめる「こども新聞記者」体験も実施。インタビューや取材を通して、表現力や観察力、コミュニケーション力を育みながら、イベントの思い出を自分の言葉で形に残しました。

完成した記事は、信濃毎日新聞の「こども新聞」ページや信濃毎日新聞デジタルにて紹介されます。

イベントの最後には、参加者・講師全員での交流綱引き大会を開催。子どもたちも講師も力いっぱい綱を引き、笑顔と汗にあふれるスポーツ祭は幕を閉じました。

当日は青空が広がり、子どもたちは思いきり体を動かして、特別な一日を過ごしました。この経験が、スポーツを通じて自分を表現したり、新しい挑戦をすることの楽しさを実感するきっかけとなりそれぞれの未来にむけた夢や挑戦につながっていくことを私たちも心から願っています。

本イベントは、多くの団体や地域の皆様のご協力のもと、子どもたちにとって心に残る貴重な機会となりました。私たちはこれからも、軽井沢のすべての子どもたちの笑顔のために、「生きる力」を育む活動を積極的に推進してまいります。

■ 軽井沢スポーツ祭

子どもたちに社会参加の機会とスポーツ体験の場を提供するため、また、地元のスポーツ文化の発展に貢献するため、今回のイベントは企画されました。

■ NPO法人SC軽井沢クラブ　軽井沢こども未来基金

特定非営利活動法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブ（SC軽井沢クラブ）が運営する軽井沢こども未来基金は、軽井沢の全ての子どもたちにスポーツや文化芸術の体験する機会を提供し、子どもたちの心と身体を健やかに育み、「生きる力」を育成することが活動のコンセプトです。

スポーツや文化活動の体験機会を提供することで、子どもたちの経験格差をなくし多くの選択肢を提供する活動を行っています。

本件に関するお問い合わせ先

OBI HOLDINGS CSR活動チーム

---